111人が本棚に入れています
本棚に追加
「千鶴!」
「なんです?」
「俺も行くよ。いつまでも瀧澤葵ばっかり避けてて、こういうのに参加しないのはどうかと思うしな。それに…………」
──── 千鶴達もいるから。
なんて言えるわけもなく……押し黙る俺は、なんとも不自然だっただろうな。
でも、参加したせいで瀧澤葵に絡まれるようになるなんて、予想すらしてなかった。
それは俺だけじゃなくて、千鶴も幟鶴も結鶴も同じだっただろう。
最初のコメントを投稿しよう!