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世界の果てと呼ばれた土地で、人間同士の愚かな戦いがあった。
かたや自由を。
かたや征服を。
二つの勢力は
自らが信じる信念を胸に
血を流し
人を殺め
ある者は狂気し
ある者は涙した。
互いの勢力には切り札があった。
人間でありながら人間を超越し、戦闘に特化した戦士。
人はその者を
『MASTER』と呼んだ。
両の勢力はすでに疲弊を極め
もはや両軍のMASTERの対決は避けられず
止められる者もいなければ
止めようとする者もいなかった―――
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