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なのはが小さく悲鳴をあげるのが聞こえた。大丈夫だよ。 そう言って、この腕の中の小さなぬくもりを早く安心させてあげたい。 何か明確な考えがあってなのはに手をのばした訳ではなかった。 ただ…自分の横で震え、怯えだした子供を守らなければと…そう思ったら勝手に手が動いていたのだ。 一生懸命唇をかみしめ、俯き耐えている横顔があまりにも切なかった。
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