インディゴチルドレン

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「じゃあ俺はずっと利用されてたって事かよ……じゃあ俺は今まで何のために頑張ってきたんだよ」 俊貴は薄暗い部屋で男にそう叫んだ。 「俺達の為だよ」 男はそう言うと銃を取り出し、俊樹に向かって発射した。 そこで俊貴は目を覚ました。 「うわわわ、何だ夢か。 あんな自分が殺される夢見るなんて最悪だ」 俊貴はそう言うとベッドから体を起こし、階段を下りてリビングに向かった。 リビングに行くと 「俊貴アンタ今何時だと思ってんの」と言う潤子の怒鳴り声がした。 「9時ぐらでしょ」と俊貴が素っ気なく言うと、潤子は「もう昼の1時」と少し語気を強めに言った。 「母さん何で起こしてくれなかったんだよ。 今日は、山上達と池袋で待ち合わせしてんのに。」 俊貴がそう言った瞬間潤子は、「アンタ何言ってんの、アンタの事何回起こしたと思ってんのよ。」と怒鳴り始めた。 俊貴は、その言葉を無視してすぐに自分の部屋に戻り着替えを済ませて家を出た。 池袋の駅に着くと黒髪のメガネの少年と髪を茶色に染めた長身の少年が待っていた。 俊貴は、その二人の所まで走っていき 「山上、堀江ごめん。寝坊した」と息を整えながら言った。 「お前何時間遅刻してんだよ」 長身の少年がそういい終えると今度はメガネの少年が「俊貴お前今日何で集まったか分かってるよな?」と語気を強めに言った。 「あぁ。マジでごめん」 俊貴が山上にそう言い終えると堀江が行くぞと言って俊貴達は歩き始めた。
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