低俗な会話

家族は馬鹿の集まりです。

僕の名前は綾川　冬夜(ｱﾔｶﾞﾜ　ﾄｳﾔ)。
今年から市内の小学校に通い始めた一年生です。

見た目に関して僕は、『性別、国籍、または時代によって美的感覚は異なる』という考えをもっているので敢えて自身の容姿について言及はしません。

ちなみに『言及』とは『言いおよぶこと』です。

…あぁ、いつもの癖で【説明】しまいました。
こういうことを言うとよく僕は生意気だなんて言われてしまいます。

しかし、兄たちとの会話では必要不可欠なことなのです。

僕には父母と兄がいますがその兄は正しい日本語を理解できないので、僕がよく【説明】しないと会話が成り立たちません。

えぇ、残念なことに。

ですから、時々僕の【説明】が入りますがあまり気にしないで下さい。
愚兄のせいでついてしまった癖なのです。

では、『僕の悩ましい日常』覗いて見ましょうか。