~合コンまでの道~

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  銀杏小僧という男が合コンをセッティングした。 決して呼ばれてもいないのに6人の男達が立候補をはじめる。 第1の男… 茨城の妖精、ドンキー・D・ホーケー。 彼は海賊王が隠したお宝は自分の肛門の中にあると信じ、鏡の前で肛門を開き探している 日本一のサーモンピンクである。 第2の男… ポチャに愛された男、とも。 彼は北斗で負け続けたが、ホールの自称エルメスをおとす。日本一ただでは転ばない男である。 第3の男… 悪魔のヒキを持つ男、みったマン。 彼は悪魔のヒキを使い、ホールの金を日々ぬいている。 金ならあるというのが座右の銘の日本一いとめなしな男である。 第4の男… 旅人、カヅ。 彼はみんなが北斗で盛り上がってる中、人知れず大負けをしていた。 初当たりをひかないまま積み重ねた回転数は2000回。 悔しい日もあっただろう。 だが彼は泣き言を言わない。 日本一多くを語らない男である。 第5の男… 永遠のリリーフ、ヅラ。 彼は北海道の奥地で単勝を狙い続けている。 いつだってオンリーワンを追い続けた男が合コンと聞き、北海道から叫んだ。 「代打の代打で」彼は合コンのたびにヅラを変える日本一適応力のある男である。 第6の男… 青森の酒乱、つっしー 彼はりんごを愛し、吉幾三を愛す若者。 同年代とは違う感性をもつ男は昼と夜が逆転している。 しかし酒、女、と聞き 「よし、いくぞぅ」と言ったか言わないかは知らないが日本一祭りが好きな男である。      
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