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-コンッコンッコンッ
悠夜「入って来ていいぞ」
-ガチャッ
カレン「悠夜様、そろそろ時間です」
悠夜「あぁわかった」
悠夜はあらかじめ着ていたシャツを着て、制服に袖に手を通す。
悠夜「じゃあ、行こうか」
カレン「はい」
悠夜はカレンが用意していたリムジンに乗り、今は車の中で考え事をしている。
カレン「……悠夜様」
カレンは悠夜が考え事をしていると、話し掛けてくる。
悠夜「ん?」
カレン「何を考えているのですか?」
カレンは心配そうに訊く。
悠夜「いや、ただ単にじいさんがどうして高校に行かせてくれたのかと考えていたんだ」
カレンはそんなことかと思いながら口を開く。
カレン「悠夜様は白銀家当主として、仕事にはりつめすぎです。万象様もそれをわかって、悠夜様にはせめて高校に行って休養してほしいのです」
悠夜「そうか、カレンも心配してくれるんだな。ありがとう」
悠夜はカレンの頭を撫でながら言う。
カレン「にゅ~~///」
カレンは幸せそうに撫でられている。
悠夜「フフッ」
悠夜はしばらく、カレンの頭を撫で続けていた。
そして、
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