温泉旅行

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それから部屋に戻り、マッサージをうけたり飲み直したり。 勿論、朝の早い市場の人達はグロッキーです。 私達は、すっかり夜型人間で眠れません。 寝床も代わって、酔いが回っても余計眠れないんです。 私は未だに、自宅以外で眠れません。 かなり体内リズムも狂ってるし…。 この頃は、酷い低血圧。 朝が、本当に弱くて…。 翌日、朝食の時間になり、みんなが食べに行く中、1人布団の中に…。 私からしたら、朝から食べれる人が奇跡ですよ。 頭の中は、ボォーッとしたまんまで、全く回転しないし…。 今度は、バタバタと廊下を走る足音が聞こえて来た。 朝から、誰よ~ そして、息を切らしたトモエちゃんが飛び込んで来た。 「凪砂、すぐ来て!! 社長が、凪砂呼んで来いって、怒ってるからさ。」 そんな事言われても、立ち上がると目が回る~。 低血圧だなんて、そんな言い訳、市場の社長に通用するはずがない。 誰も朝から元気なのが、当たり前だと思っているような人種だ。 私は、急いで身支度を整え、トモエちゃんと食堂に降りて行った。
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