529人が本棚に入れています
本棚に追加
それから部屋に戻り、マッサージをうけたり飲み直したり。
勿論、朝の早い市場の人達はグロッキーです。
私達は、すっかり夜型人間で眠れません。
寝床も代わって、酔いが回っても余計眠れないんです。
私は未だに、自宅以外で眠れません。
かなり体内リズムも狂ってるし…。
この頃は、酷い低血圧。
朝が、本当に弱くて…。
翌日、朝食の時間になり、みんなが食べに行く中、1人布団の中に…。
私からしたら、朝から食べれる人が奇跡ですよ。
頭の中は、ボォーッとしたまんまで、全く回転しないし…。
今度は、バタバタと廊下を走る足音が聞こえて来た。
朝から、誰よ~
そして、息を切らしたトモエちゃんが飛び込んで来た。
「凪砂、すぐ来て!!
社長が、凪砂呼んで来いって、怒ってるからさ。」
そんな事言われても、立ち上がると目が回る~。
低血圧だなんて、そんな言い訳、市場の社長に通用するはずがない。
誰も朝から元気なのが、当たり前だと思っているような人種だ。
私は、急いで身支度を整え、トモエちゃんと食堂に降りて行った。
最初のコメントを投稿しよう!