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ミーティング後は、みんなからのイヤミが待っていた。
No.1と言えど、この店では私は一番新しい。
「やっぱり、私達と凪砂ちゃんでは稼ぎが違うもんねぇ。」
だったら、頑張れよ!
「凪砂ちゃんは、マスター直々に引き抜いて来た子だしねぇ。」
だから…ナニ?
「凪砂ちゃんて、マスターが好みそうなタイプだもんねぇ。」
女の世界の妬み僻みは酷い。
クリスマスイベントなのにって事で、自分達に非があるにも関わらず、この言い種だ。
呆れて、話しもしたくなくなる。
けど、一番新しいし、下手な態度を取って、お客さんの前でなんか言われたら、私自身がマイナスになる。
「そんな事ないですよ。
偶々、クリスマスだから気合い入れちゃっただけで(笑)
私が恥ずかしい位ですよ~。」
ぁあ~
ご機嫌取りは、疲れる~。
この後スナックへ言ってから、散々トモエちゃんに愚痴った。
トモエちゃんは、一緒になって同調してくれるタイプではないが、
「今日は飲も♪飲も♪
パァ~っと飲んで、嫌な事はみんな忘れちゃえ♪」
そう言って、徹底的に気分転換に付き合ってくれるタイプだ。
それも凄く嬉しい♪
かなり飲んだらしく、気が付けばいつの間にか家にワープしてた(笑)
勿論翌日は、酷い二日酔いが待っていたけどね(笑)
この頃は、若かったし一番飲めた頃だから、ブランデーの2本位、空ける事もあったザルでした(笑)
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