10人が本棚に入れています
本棚に追加
「…なんで俺に血」
「向井くん、術中のわたしの姿を認識したから。」
俺の問い掛けを遮って相原が答えた。
「それってスゴいよ?…だから、向井くん…いや、隼人は今日からわたしの下僕ね。」
そう言って微笑む相原は、とても楽しそうだった。
ていうか今、相原は俺のこと下の名前で呼んだ。
今のを学校の相原ファンクラブに聞かれてたら…、俺は殺されていたと思う。
…あれ、俺が下僕?
そんな感じで…俺自身が訳のわからないまま、校内一の美少女の下僕としての生活が始まった。
最初のコメントを投稿しよう!