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俺は自身の目を疑った。
灯りが小さな街頭しかなく、暗くて良くは解らないが、あの体格にあの存在感。
あれは、クラスメイトの相原千早ではないか?
その相原らしき女が、男と抱き締め合っていたのだ。
もしアレが本当に相原で、この事を学校中に広めたらどれ程の男が泣くのだろうか。
…いや、抱き締め合う?
俺は気になってもう一度見た。
…どう考えても一方的なモノだ。
――相原千早らしき女の。
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