あの娘の秘密

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「…でも、バラされるわけにはいかないのよね。」 相原はそう言った。 何をバカな事を。 俺が周りに言って何になる? 周りにバカにされるのがオチだろう。 「言わなくても…誰もこんなこと信じないだろう?」 「でしょうね。でも、一応ね…」 彼女の微笑みに背筋が凍った。 俺は身動きが取れなくなった。 そして彼女は俺の首筋に牙を立てた。  
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