プロローグ

4/4
前へ
/135ページ
次へ
キーンコーンカンコーン 「やっと終わった……」 晋也はそんなことを呟きながら一人家に帰ろうとしていた。水上中学校には部活動の朝練はない。その為朝は大地といっしょに通っているのだが、大地は剣道部、晋也は陸上部に入っているため、部活の終わる時間が違うのだ。 (帰ったら何しようかな。何もすることないな。ゲームも飽きたし…) そんなこと思いながら家にたどり着いた。 「!?」 家のポストには黒い封筒が入っていた。 「珍しいな。封筒が入っているなんて」 そういい、封筒をポストから抜き取り 「ただいま」 と一言、言ってから自分の部屋に行った。
/135ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2049人が本棚に入れています
本棚に追加