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「我汝、いつ何時も貴方様を慕い、貴方様の為にこの身を委ねます。ジャシン様…どうか今日も我になんなりとお言葉を…」 言いながら、黒く細長い先が鋭く尖った物で自らの胸を一突きにする飛段。 いつもの儀式の光景。 不死身の体を持つ彼が、死ぬなんて事はない。 ジッと飛段は目を瞑り耳を澄す。
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