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「唯一先生?」
「!…ん?」
「大丈夫?唯一先生…顔色悪いよ?何か悩み事?」
まるで僕の何かを見透かしてるような優しい眼差し
「いや大丈夫何でもないよ」
真坂『君の事でいっぱいになってる』なんて言えるはずもない
「ならいいけど…」
「大河君に心配されるようでしたら僕もまだまだまですね」
「え~ぇそれ酷くない?!」
「クスクスばれちゃいましたか?」
「たく!俺を見くびるなよ!!唯一先生~」
「何ですか?」
僕は机の書類に目を透すことにした
「ベット借りていい?頭痛くて」
「はぁ~かまいませんよ」
「何で溜め息つくの?!!」
「君は部活が無くなってから仮病が多いですからね」
「疑わないでよ唯一先生!!」
「はいはい左側のベット使ってください」
「は~ぃ」
彼は元サッカー部に所属していた
それもキャプテンでありながらチームのエースでもあった
サッカーをしてる時の彼は普段と違いとても生き生きしてたのを鮮明に覚えている
だが夢中になりすぎていてよくゲガをしている彼が危なっかしくて毎日ひやひやしてならなかった
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