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【翌朝】
「伊織~!伊織!!!」
『うっ………んん……』
「伊織朝よ」
『うん………分かってる…けど……眠い………』
「早く起きて」
『……分かったよ母さん…』
今日は随分と機嫌が良いその人と会えるからだと思う
布団から起き上がって支度を済ましてから電波時計を見れば17日 日曜日 7:58と表示されていた
『ふぁあぁ……眠い…』
俺は部屋を後にして台所に向かった
『母さん…?』
「何?」
『何時頃行くの…?』
「9時よ」
『早くない?』
「そうかしら?そうそう伊織は郁斗君と何処かに行ってなさい…7時ぐらいにメールするから……」
『えっ……』
「大丈夫よ!いいわねぇ?」
『…………うん』
無性に心配……です
ともあれ朝ごはんを食べ終わって部屋に戻る……
ベットに座って頭を抱えた
だっていきなりだし
それにそんなに知らない人と何時間もいれないし
分からない…何故いきなりこんな展開に?!
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