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アメリカのコネチカット州に
アレックスちゃんとう
女の子がいました
彼女は1歳になる2日前
まだ0歳のときに
小児ガンであることがわかります
そう彼女は物心つく前から
ガンと闘うことを
運命付けられてしまったのです
そして2000年4歳になった
アレックスちゃんは
ある決断をします
自分と同じようにガンで
苦しみ満足な治療を
受けられない子供達のために
お金を集め病院に
寄付したいというのです
これを聞いて両親は
反対しました
それは彼女の病気のことを
考えれば当然でしょう
しかし彼女の決意は固く
兄の力を借りながら
自分の家の庭に
小さなレモネード屋さん
『アレックスレモネードスタンド』
を作ってしまいます
そして1杯50セントで
レモネードを売り
それをガン研究の資料金として
寄付することにしたのです
彼女はそれから4年間
コネチカットの家
そして
引っ越したフィラデルフィア
の家の庭でも
レモネードを売り続けました
小さな女の子が
自分の病状を
悪化させるかもしれないのに
ガン患者のためにと
精一杯頑張る姿は
多くの人達の心に響きますそしてこの活動は
地域の子供達の手によって
また学校によって
さらには善意ある企業によって
広がっていきました
そして2004年6月12日
ついに全米50州に
イベントは拡大
売上金も70万ドル
(約8000万円)を超えます
しかし
それから2ヶ月後の
8月1日
彼女は8歳という
若さでこの世を去ってしまいました
ただ彼女の意思は
家族はもちろん
全米の多くの人達に
受け継がれています
とくに毎年6月12日は
『全米レモネードデー』
とされ
アメリカの各地に
スタンドが出店
ガン研究のための
募金が集められています
2007年6月の段階で
その金額は
1700万ドル
(約1億9000万円)
にもなったといいます
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