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「え…と…。」
朱雀は料理ができないといっても過言ではない。
だから料理当番の回数が一番少ない。
「じゃあ…私が野菜を切るから炒めてくれる?」
「御意!」
素早く野菜を切ってフライパンに乗せる。
「油飛ぶかもしれないから気をつけてね。」
「もちろんです!」
その間に私はサラダの支度をした。
―――三十分後
「出来た…。」
さすがに七人分…うち二人分は大盛で、料理をつくっただけなのに疲れた。
「美味そうでござるなぁ!さっそく運びます!!」
広間にオムライスなどを運び込む。
「そろそろみんなを呼ぼう……白虎さんいますか?」
「はいは~い♪」
広間の天井に話しかけると白虎さんが降りてきた。
「みんなを呼んできてくれますか?」
「了解☆」
白虎さんに頼んでから五分後には全員揃っていた。
「みんな揃ったみてぇだな…じゃいっちょ食うぞ~。」
「「「「いただきます!」」」」
「お~オムライス超美味い♪」
「卵がふわふわしていますね。」
「料理屋のオムライスって感じだな。」
「ありがとうございます////」
(恥ずかしいな…///)
「それで朱雀は何したんだ?何か作ったのか?」
「野菜を炒めたでござる♪」
胸を張って朱雀は答えた。
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