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―――翌日
(何か…柔らかい…)
「ん…朝、か…。」
癒されるような感覚に目を覚ました。
「すぅ……。」
「!姫様…////」
(そう言えば昨日は一緒に…///)
にやけ顔を隠しながら時計を見た。
「…五時半…今日は学校も休みでござるし…今しばらくこのまま…////」
腕に込める力を少々強くする。
「…美音姫様……いや…美音……///」
寝顔を見ながら名前を呼べば…愛しくてたまらなくなる。
「ん…。」
「………///」
(よく…頑張ったでござるな…某…。)
以前からこのように共に寝てきたといえ、自分も、もちろん成長してきた。
心も…体も…。
「……/////」
いつの間にやら女性らしい体になった姫様は…某の欲を格段に加速させたわけだ。
「……///」
頬に触れると温かな体温を感じる。
「よかった…ご病気は治まっている…////」
安堵感が心に広がる。
「…美音…///」
「…すぅ。」
「…あなた様は知らないでしょうね…某の気持ち…想いを…。」
幼き頃…
初めて出会ったとき、この想いは植え付けられた。
今ではもう、止められぬ麻薬のようで…。
「………。」
今でも鮮明に思い出せる。
そのときから…あなた様は某の太陽となったのです。
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