くだらない1日

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どうやら、昨日の夜に行ったスナックで隣に座っていた女と仲良くなり、そのままホテルに入ってしまったらしい。 俺は部屋の中にあるサービス品のインスタントコーヒーを淹れると、彼女に渡した。 彼女はそのコーヒーを一口飲むと 「ありがとう。 えーっと…」 悠人「ああ、そういえば名前まだだったね。俺は悠人(ゆうと)だ。」 香澄「私は香澄(かすみ)です。なんか変だね、今更自己紹介なんて。」 香澄は寝起きのくしゃくしゃの髪を手で整えながらそう言った。
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