決着

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    わたしは… 何も言えなかった      まさとが、自分に執着する気持ちがわかったから     わたしに“淫乱”“男好き”と罵ったのは 母親と重ねていたから       まさとにまた 誰かに捨てられる絶望を     わたしが与えていいのか…          浮かぶのは 楽しかった思い出と まさとの優しい笑顔で         涙が止まらなかった       まさと わかってあげられなくて 傷つけて ごめんなさい…    
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