最後に

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      たけるは悲しそうな顔で ゆっくりわたしの手を離した       わたしは 靴も履かずに飛び出した       後ろを振り返ることは できなかった…              『ハァ…ハァ…』     息切れがする     足の裏が痛い     だけど走らなきゃ       まさとはきっと あの場所にいる      
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