ホントウ ノ キモチ 後編

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「あたりまえでしょ! それに今日答えを出せなかったらこの先ずっとチャンスが来なくなるかもしれないんだからさ」 モッチーがいつになく燃えていた 彼女の第三作戦というのもちょっと聞いてみたかったけど …私は決めた 「聞いてモッチー… ここからは私一人で、 レイの気持ちを確かめようと思うんだ」 どんなときでも私の相談に乗ってくれた でも…甘えてちゃだめなんだ 自分一人でやらなければいけないことがあるって。 私の言葉に彼女は、 「のえリン… うん、よく言った! その様子ならもう迷いはないね じゃあ、私はここで帰るから明日話聞かせてね 何にもなかったらタダじゃおかないんだから!」 彼女は私の背中をバシッと叩いて親指を立てた 「ほら、レイ君待ってるだろうから早く行きなよ …グッドラックだぜ のえリン!」 最後にそう言い残して彼女は人混みの中に消えていった。
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