ホントウ ノ キモチ 後編

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お手洗いまで全力疾走だった私は息を切らしながらさっきまでの事を思い返していた。 あんな言い方じゃ告白も同然じゃん …どんな顔してレイを見たらいいんだろうか? 私が悩んでいると、 「やっほー なんかすごい展開をみせてるじゃんのえリン!」 そんなセリフと共にいきなりモッチーが後ろから覆い被さってきた。 私はかなり慌てながら 「ちょ、モッチー なにやってるの こんなとこレイに見つかったらヤバいでしょ! 「大丈夫だって そういえばのえリン、さっきレイ君に抱きしめられたよね! 私、もう心臓ドキドキものだったよ」 モッチーが興奮気味に話す。 正直…私も抱きしめられた時は内心どうしていいかわからないくらいにテンパっていた。 そのことを思い出して私はつい、頬を赤らめた 「よーし!」 モッチーが急に気合いを入れ始めた まさか… 第三作戦ってやつだろうか?
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