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私達は列の最後尾に並び、ゆっくりと流れるゴンドラを見上げていた。
私はふと思い返していた
レイには苦手とかいう物があるのだろうか?
ジェットコースターの
そういう類はいくつかあったが、どれだけ乗っても顔色一つ変えず
コーヒーカップにしても、いくら回そうが平気な顔をしていてむしろ私の方が酔ってしまったくらいだった
途中から意地になっていろいろ試してみるものの、そのすべてが玉砕された
と、同時に
私の中のレイのイメージは良くなっていくばかりだった。
それにしても
レイに落ち着きがない
…何かあったのだろうか?
理由を聞いても『別になんでもないよ』としか言わない
絶対に何かあるはずなのに…
そんな事を考えている内に
いよいよ私達の番が回ってきた
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