現実
3/6
読書設定
目次
前へ
/
7ページ
次へ
その日は寒さで目が覚めるほどの冷え込んだ朝だった。 久しぶりの休みだったのでベランダでゆっくりと一服していると、不意に部屋に電子音が響く。 タバコを灰皿代わりに置かれた空き缶につっこみ、テーブルに置かれた携帯を開く。 いま付き合っている水野からのメールだった。 何故か本文を読むのが怖かった。 そしてその予感は的中した。 『貴女の事は今でも好きです』 三年間付き合った女性はメールにそう書いた。
/
7ページ
最初のコメントを投稿しよう!
21人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
21(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!