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゛チェホン…良い歌、歌うなぁ…。゛
画面の壊れたiP〇dを握りしめながら、思った
゛さて…次何聴こう゛
先送りを押すと、ボブマーレイのBAD BOYが流れた
゛土臭い感じがいいなぁ。たまらないわ゛
「だね…。たまらないね…。」
おれ「を…。お兄さんも聴くの?」
「当たり前よ!」
゛ん?俺は誰と話てんだ?゛
隣に座ってる男を見ると…。
ラスタカラーの網シャツ着てて、髭と髪の毛の境がわからない、もじゃもじゃだ
その頭に汚ねぇ、布を雑に巻きつけていて
多分これがジャマイカ人です、的なぁ男だった
おれのことを、もの凄い綺麗な瞳で見つめてくる…
゛怖いからシカトしよっと゛
゛なんかちょっとくせぇし…。゛
レゲエ男「ねぇ…。」
゛ねぇじゃねぇよ…゛
レゲエ男「ねぇ…てば…。」
おれ「はい…なんすか?」
レゲエ男「ボブ好きなん?」
おれ「まぁ…少し聴くくらいっすね…」
レゲエ男「へぇ!若いのに関心だ!だから?」
レゲエ男は(レゲ男)はぁ?だからなに?的な目で見てきた
゛ムカつくし…意味分かんねぇから…話聞かなきゃよかったよ…゛
レゲ男は、おれが電車に降りるまで延々と話した
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