あの日の約束

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『春樹おきろー💢』 私の日課は毎日幼なじみの春樹を起こす事。 『ん~ん、起きた、、』 いつも寝起きの悪いやつ 『遅刻しちゃうじゃんよ。中2にもなっていつまでガキのままでいるき‼』 こうやって挑発すれば、 『俺はお前より大人だ‼ ガキにガキって言われたくねーし』 ほら、すぐ起きた。 私達は小さな頃からいつも一緒にいた。 誰よりも相手の事を知っていた。 ずっとこのまま一緒だと思ってた、、 『春樹ー‼またいつものやろー』 『よっしゃーきた~‼ 後ろ乗れ。手離すんじゃねーぞ』 いつもの、それは春樹がこぐ自転車の後ろに乗る事だ。 私の朝の一番の楽しみ。 『とばすかんな‼きいつけろよ‼』 『おー👍任せとけ』 坂をおもいっきり降るこの風が、凄く私は好きだ。 ~学校~ 『おはよー‼春樹~鈴ちゃん‼』 この人は春樹の大の仲良しの裕季くんだ、私にも凄く優しくていい人なのだ、 『鈴~鈴~おはよ‼』 元気いっぱいの大声をあげるのは、私の親友由紀乃だ、私達4人は入学してからずっと変わらない仲良しグループなのでした。
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