240人が本棚に入れています
本棚に追加
『春樹おきろー💢』
私の日課は毎日幼なじみの春樹を起こす事。
『ん~ん、起きた、、』
いつも寝起きの悪いやつ
『遅刻しちゃうじゃんよ。中2にもなっていつまでガキのままでいるき‼』
こうやって挑発すれば、
『俺はお前より大人だ‼
ガキにガキって言われたくねーし』
ほら、すぐ起きた。
私達は小さな頃からいつも一緒にいた。
誰よりも相手の事を知っていた。
ずっとこのまま一緒だと思ってた、、
『春樹ー‼またいつものやろー』
『よっしゃーきた~‼
後ろ乗れ。手離すんじゃねーぞ』
いつもの、それは春樹がこぐ自転車の後ろに乗る事だ。
私の朝の一番の楽しみ。
『とばすかんな‼きいつけろよ‼』
『おー👍任せとけ』
坂をおもいっきり降るこの風が、凄く私は好きだ。
~学校~
『おはよー‼春樹~鈴ちゃん‼』
この人は春樹の大の仲良しの裕季くんだ、私にも凄く優しくていい人なのだ、
『鈴~鈴~おはよ‼』
元気いっぱいの大声をあげるのは、私の親友由紀乃だ、私達4人は入学してからずっと変わらない仲良しグループなのでした。
最初のコメントを投稿しよう!