亮と満里奈 登校編

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見覚えのある後ろ姿に、俺は声をかけた。 「亮!」 「よう」 振り向く亮。 その隣には、西脇がいた。 「おはようございます」 目が合うと、西脇が俺に頭を下げる。 「よ」 タメなんだから敬語じゃなくていいのにと、毎度のように思っていることを繰り返し思いながら、俺も挨拶を返した。 「俺、いっしょに行っても?」 亮に聞くと、亮は驚いたような顔をした。
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