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突然、早紀が遠くを指差して
早紀『ねぇ、あの子おぼれてるんじゃない?』
指差しているところをみわたすと、私たちより深いところで、女の子が手をバタバタさせていた
舞『あれってホントなの?』
美香『たいへん!』
そう叫ぶと女の子に向かって泳ぎだしていた
――――――
美香『大丈夫!?』
女の子に近づきながら聞くと
女の子は泣きながら私にしがみついてきた
おわっ!ちょっと…
手の自由が奪われる
ヤバい…これじゃあわたしも溺れちゃう
体を何度かひねりながら、なんとか腕をひっこぬく
よし、これでなんとか
美香『怖かったね、もう大丈夫だよ』
そう言って浜辺に泳ぎだした
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