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二郎さんは、見事面接に合格し、3店舗ある店の内の私とは別の1店舗に社員で働くことになった。
その時点では、私とは何も関わりがなく、大好きな店長がいる店で、私たちは朝から夜中までいつも通り働く。
一生懸命に接客をやり、そのことに喜びや、人との関わりがすごく気持ちがいい、ってこと、楽しさを教えてくれたのも、店長だった。
今まで、なんとなく日々をすごし、なんとなく接客をしてきた私にとって、店長の教えは、大きいものとなった。
もっともっとこの店長から接客、人間として教えてもらいたいことはいっぱいあったのに…
それなのに、大将から命令が下った…
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