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レインは昔からの幼馴染みで、僕が魔力がないことを知っている数少ない人物。
赤髪で、肩までのび顔も悪くない。けど女子から距離をおかれている。
これはレインの性格のせいだね。
「よーし。転校生も来たところで、今度あるテストについてだ。これで自分達の魔力クラスがきまるからなあ。心してかかれ! まあ、緊張してもあれだからな。リラックスしていけ!うん」
どっちなのかよく分からないなあ。
ついでに、魔力クラスは、上から、S,A,B,C,D,E,F,Zである、Zとは、魔力のない人のことである。
だから、僕はZである。
「テストか……果てしなく不安だよ」
と、本音をこぼす。
「まぁまぁ、魔導書あるんだろ?なんとかなるって」
まあ、そうなんだけど………
「そうだといいんだけど」
やっぱり心配せずにはいられないんだよなー。
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