5月

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またドアが開く。 しかしドアは開いてない。 「遅くなってすいません!」 ん…? この声… 美姫「すばるクン!?」 開いたのは後ろのドアで、そこからすばるクンが入ってきた。 すばる「あっ、お嬢様!?」 「え?誰なの…この方…。」 「真宮さんと知り合い?」 美姫「あ…えっと…うちにいる執事なの…。」 「まぁ!でも執事さんがどうしてここに?」 美姫「えーっと…どうして?」 すばるクンを見る。 すばる「あっ…僕、高校生なので、ここに通うことになりました!皆さんよろしくお願いいたします!」 にこっと笑う。 「きゃーっ!可愛いっ!」 「真宮さんうらやましいわ!」 「お名前は?」 すばるクンの周りには人だかり。 あっという間に人気者だ…。
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