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上杉氏仕官
前田慶次は上杉氏に仕官する。
上杉景勝は前田家にとって宿敵であるが、慶次にはまったく気にせず仕えた。
上杉景勝の智将直江兼続に心底惚れ、誠意を尽くしたといわれている。
負け戦と承知の合戦でも、率先して従軍していたのだ。
また、慶次は一匹狼として行動をしていた。
忍者1名を含む3名を部下とし、愛馬松風で各地に出没したという。
慶次は情報収集能力も高く、部下の忍者や協力者を通し、徹底的に調べあげてから物事に臨んだという。
行き当たりばったりに見えて、そのつど、情報は全力で収集していたのだ。
実際に、前田利家も歯が立たぬほどの人物であり、秀吉もうなるほどであったという。そのような男慶次に惚れ込まれた上杉氏の将、直江兼続も相当な人物であったに違いない。
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