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まぁ少しその大変な事が気にはなったが、時計を見るとあと十五分しかなかった。
えーと…バイト先までは歩いて三十分で走って二十分。
うん…このままじゃ確実に遅刻だ。
「おっさん。俺ちょっと急いでるから」
そう言うと猛ダッシュした。
ランニング程度ではなく短距離走の感じで。
「ワシは明日もここにいる。何かあったら明日もここに来い」
おっさんの声がどこか真剣でそして心配しているように感じた。
まぁそのおっさんの心情に気付かなかった俺は必死な顔でバイト先にダッシュした。
そしてこの後…俺はおっさんの言うとおり大変な事になった…。
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