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「とりあえず着替えるか…」
靴を脱ぐと靴下までぐしょぐしょだ。明日、靴干さないとな。
俺は濡れた靴下を脱ぐと、先に風呂に向かった。
濡れた衣服を洗濯機に放り込みシャワーを浴びる。
そして五分後…
「さっぱりしたぜ!」
誰もいない部屋にそう言う。寂しいな…俺…。
腰にタオルを巻いたまま部屋に行き、畳んでおいてあるジャージを着る。そんな所は几帳面だ。
やはり家に居るときはジャージに限る。
まぁ動きやすいし楽だしな。
そして、テレビを点ける。
画面に最初に映ったのは天気予報だった。綺麗なお天気お姉さんだ。
【明日のお天気は、あなた次第です♪】
…ん?これは意味が分からない。どういうこと?気持ち次第で晴れにも雨にもなるのか?。
【はい……えっ?…あっ …すっ、すみません!明日のお天気は晴れのち曇りです!】
だよな。やばい…このお天気お姉さんの困った姿に萌えてしまった。
つーかどこをどう間違えたんだ?
「では続いて明日の運勢です」
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