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竜也さんは少し笑って扉を閉めた。でもやっぱり顔が怖いんだけど…笑顔が不気味過ぎる。
そして俺は玄関の鍵を閉めると部屋に戻った。
【…の方の明日の運勢は?あなた次第です♪】
これか、さっき間違えたのは。まぁ運勢があなた次第って言われても占いの意味無くないか?
俺は座ると、さっき渡された箱を机に起き風呂敷をほどいた。風呂敷の中は黒いちょっとテカテカした四角い箱があった。
ゆっくりと蓋を開けてみる。中は…
綺麗に敷き詰められていて色とりどりな物が入った弁当だった。
「すっ…すげー上手そう!」
あまりの出来に思わず声が出た。見た目は高級料亭のお土産と変わらない!買ったのをくれたのか?でも作ったって言ってたよな。あのおじさん仕事何してんだ?
今はそんな事はどうでもいい。取り敢えず箸を持って来ないと。
俺は立ち上がると台所に向かった。料理は自分でやるから台所はちゃんと台所らしく機能している。
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