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「まぁそれで俺はいないんで預かってもらおうかと」
「だが断る」
やれやれだぜ…
俺は、ある波紋漫画の台詞で断った。
「ならいいや…まぁ帰ってからでも調べれるしな」
なんて前向きなやつなんだ…だったら最初から相談するなよ…。
そんなこんなしているうちに俺の隣に血だらけの女が立っている。
この女の顔を見るとどこか悲しそうな表情でこの喫茶店の若い男の店員を見ている。
(なぜ…わざわざ俺の隣で…)
この女は俺が幽霊が見えるのが分かったらしい…そして俺はこの女が何を言いたいのか分かった。
「優斗?何か見えるのか?」
大輔が興味津々に聞いてくる。もちろん大輔は俺が幽霊を見える事を知っている。
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