…あめの日…

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『ねぇねぇ 泣かないで?』 ぼくが声をかけると その子は 泣くのを止めて ぼくをさがしてみる… でも ぼくに気付かなかった。 だからもう一度 声をかけた。 『ここだよ、足のほう見て』 『…カエルさん?』 そう、ぼくにきづかなかったのは ぼくがカエルだったから… 『どうして泣いてたの?』
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