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中学~高校三年まで、特に目立つこともない俺には「彼女」という存在はありませんでした。まぁ可愛い人は「いいなぁ~」と思うことはありましたが…もちろん告白されることもなかったなぁ~。ただ、全く女っ気がなかったわけではなく、友達以上がいなかっただけです(笑)
そんな高校生活も残りあと一年。思い出作りに、友達と「体育祭」の看板作りを担当することにしました。体育祭には「応援団」みたいな花形の関わりもありましたが、そういうのは、ちょっとヤンキー風の友達が立候補してしまうわけです。で、俺は、絵が上手いわけでもないのに、「何か関わりたい」だけで、裏方的な「看板作り」を選んだのでした。男女共学の普通科の高校でしたが、男子と女子の比率は、1対3ぐらいだったかな?俺の三年時は「男子のみ」のクラスでした。だから、体育祭って女子と関わる「ラストチャンス」でした。クラスからは四人が看板担当になりましたが、そんな「ラストチャンス」に飛びついたメンバーではなかったです(笑)
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