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どのくらい経ったかな…
あたしの
ただならぬ状態が
電話越しに伝わって
迎えにきてくれるってゆう
オカダを
病院の 西側出入り口の前で
しゃがみこんで待った
…服の乱れや、パンツを
履いていない事なんか
考える程の
余裕なんかなくって
ただ…ぼーっと…
オカダに早く会いたいと
それだけしか
考えることができなかった
"キーっ!…バタン! "
目の前に
コンパクトセダン系の車がとまり
オカダは
あたしをみつけ駆け寄って来て
余計な事わ
何も言わずに
「もう大丈夫だ!」って
あたしを抱き締めてくれた
その…手が温かくて
あたしも
ギュッと抱きついて
小さな声で泣いたんだ
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