甘い罠

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病院から30分余りで オカダの住む 隣り町のアパートに 到着した 「言っとくけどな~ …男の家だから あんま期待すんなょ?!」 照れくさそうに そう言うと 2階へと上がり 一番端の玄関のドアを開けた 「お…おじゃまします」 部屋わ ちょっと手広い1Rで 男の人の匂いと 何故か、かぎ覚えのある 香水の香りが ほのかに交ざっていた (…まぁ…どこにでもある 匂いだし…) こうみえても… 男の人ん家に入るのが 初めてで 天井から床まで キョロキョロと 見回してるあたしに "ゴホン"と 軽く咳払いし、オカダは 「とりあえず…シャワーして これに着替なっ↑ ミニスカート…寒いだろ?」 と、 綺麗に畳まれたジャージと …未使用の ボクサーパンツとタオルを 渡した
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