犬に産まれた僕。

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     しばらくすると髪の長い小さな人間は お姉ちゃんとお兄ちゃんを抱っこしたんだ。      そのまま髪の長い小さな人間は僕たちに笑いかけ、立ち去ろうとした。          「お姉ちゃん!お兄ちゃん!」            僕は叫んだ。 お姉ちゃんもお兄ちゃんも叫んでいた。      
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