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いつもと変わらない日々…
僕はどんどん大きくなっていった。
だけどやっぱりまだまだお兄ちゃん達より足は遅いの。
そんなある日、
髪の長い小さな人間が
僕たちを見て何かを言ってきたんだ。
もちろん何を言ってるか分からず、
僕は鳴いた。
「どうしたの?」
「何か用?」
向こうにも僕の声は届かない。
顔を見ると、とても優しい顔で僕たちを見つめているのに気付いた。
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