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2832年、この日を境にとある事件が起きた。そう、誰も想像をしていなかった最悪の事態が起こったのであった。
地球軍第7セクター仮眠室
?「ファ~ア、良く寝た~」
青い征服に、金のボタンに群青色のチノパン。この征服を着る者を皆、地球連邦軍と呼ぶ。
ハロ「ニース、アサダ、オキロ!!」
このカタコトな喋りをするのはハロと言い、緑色で球体の愛らしいお世話ロボットである。直、予断では有るが水陸両用なのは勿論、宇宙の大気圏も突破できるハロが出回っているらしい。
ニース「分かったよハロ、今日のスケジュールを教えてくれ。」
このハロに質問をしている少年は、今年15歳になるロイ・ニースである。幼き日に父母を亡くしており、近場に落ちていたハロを修理し、12歳の時まで無人島で孤独に暮らしていた。
ハロ「ニース、キョウハシレイシツデ、ダイジナハナシガアルヒ!!」
ニースは慌ててしたくし、仮眠室のドアを開け、司令室へと向かった。
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