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ニースはセクターを大急ぎで走り、途中でぶつかった隊員に謝りもせず走って行った。
ニース「ハァ・・・ハァ・・・遅れて申し訳ありません!!」
?「遅い、遅いぞニース!!貴様それでも男か!?」
ニース「お言葉ですが司令官、この状況で性別は関係ないかと?」
?「黙れ!!遅れたものには何も言う資格は無い!!」
ニース『ヒェー、しくじった~・・・まさか2分の遅刻でヤメルさんに起こられるなんて・・・30分前に起床しとくべきだった。』
ヤメル「ん?何だ何故顔を下げている?顔を上げろ!!」
ニース「は・・ハイ!!」
ヤメル「よし、いい返事だ。」
ニース「所で、今日は僕に大事な話があるとお聞きしましたが?」
ヤメル「その通り、貴様ももうこの施設の生活には純分慣れたと思う、それに貴様は紛れも無くアムロ・レイと同様のNT<ニュータイプ>だ、なに、幹部と話したところ偵察MS<モビルスーツ>で探索を依頼しようかと思ってな。」
この時代はあまりに貧相、故に高価な合金使用のMSは軍曹にでもならない限り使用できないのである。
ニース「無名のMSで発進するって事ですか?」
ヤメル「何?なにか不満でも!?」
ニース「いえッ!!機体に乗れる事、光栄に思います!!」
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