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ミホ
『今日は大事な話があるの…。』
ミホの一言で一気に緊張が走る。
ミホの父
『何だね?』
眉間にしわをよせ太く低い声で尋ねるミホの父。
タケルを見るミホ。
ミホ
『タケちゃん!
ほら!』
小声でタケルに話すミホ。
タケル
『お父さん…。』
勇気を振り絞って言うタケル。
ミホの父
『お父さん?』
眉間にしわをよせタケルるを見るミホの父。
びびるタケル。
タケル
『お父さん…。
ミホちゃんを…。』
ミホの父
『ちゃん?』
眉間にしわをよせタケルを見るミホの父。
タケル
『あっ…ミホさんを…僕にください…お父ちゃん…。』
勇気を振り絞って言うタケル。
ミホの父
『君…タケル君だっけ?
お父ちゃんとは何だ?
真面目にしなさい。
話にならないな!』
テーブルを叩き席を立つミホの父。
ミホ
『お父さん…。』
そしてそのままミホの父はもどって来なかった。
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