その位置

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投げかけて知らしめた願いなら 誰かが眼にして耳にして 応えてくれると思ったか? その期待を千切られる度に 無闇に誰かを怨んでいるのか 地に落ちて暗い目をしたあの日の僕なら 這い上がるその意味を知り得ていたのに 変わりゆく強さを望んだ時から 誰かに伝う言葉を望んだ 痛みにさえ容易く踏み込んで 己の手で得た幸福に 置き去ってきた物は 僕の絶対領域 全てを理解するのは僕ひとりでいい 誰かに伝える詩は もうやめたんだ
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