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「ベース」「バス」という呼称
上記の通り意味が複数あり、それぞれに当てはまりうる楽器の種類も多いため、混乱が起こることがままある。
例を挙げると古典派音楽などの楽曲においてはチェロとコントラバスが同一の「パートとしてのベース」を演奏している場合も多いため、単に「ベース(の音量)が大きい」と言った場合に大きいのはパート全体なのかコントラバスだけなのかわかりにくい。
また、楽器や奏者に関しても、現状では(特に日本では)エレクトリックでないベースの大部分がコントラバスであり、アップライトでないベースの大部分が「エレアコでないエレクトリック」である上、「アップライト」という分類に対しての「ホリゾンタル(水平な)ベース」のような呼称は一般的でないため、アコースティックベースギターやエレクトリック・アップライト・ベースを主に演奏する奏者が無用な誤解を受けることも多い。
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