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―学校 玄関―
「まさか…ハァハァ…同じ学校とはね」
息を切らしながら言う女の子は言う
「ハァハァ…これで同じクラスだったら笑ってやるよ」
その時
キーン🎵コー🎵カーコーン🎵
予鈴が鳴る
「予鈴だわ💦」
女の子はそのまま走り去る。
「名前ぐらい聞けばよかったな…おっと職員室行かなきゃ」
―教室―
「6月に転校生なんて珍しいけど、紹介します」
女教師は入って来てと言うと俺は教室に入り
「〇〇高校から転校して来ました娑沱です、よろしく」
自己紹介が終わると女子は一部、かっこいいと言い始め男子は、ふ〰んと言う
「彼は中国人とのハーフですが、ちゃんとした日本人ですので仲良くしてください」
そして先生は席を指さした、娑沱の席は窓側の一番後ろだった。
―1限目休み時間―
休み時間には、転校生のお決まりの質問攻めだった。ほとんど女子で“好きなもの”“好きな歌手”等を全て答えた
そして、まさかの人物がクラスにいた。
「まさか同じクラスだったとはね〰」
囲まれた人の向こうで堂々と立った女の子がいた。
そう朝ぶつかって学校までともに走ってきた女の子だった。
囲んでいたクラスメートは彼女をこう呼ぶらしい
「お姉さま」っと
「私は永森やまと、よろしくね………」
やまとは手を差し出す
「よろしく…………」
俺は握手した…が彼女は握った手に握力をかける
痛かった
「へぇ〰💢これがさっきの仕返しってわけ💢❗」
対抗し自分も握力をかける
「えぇ😃💢そうよ😃💢❗」
彼女もさらに握力をかける。
そして数分の闘いは、疲れで引き分けだった。
永森やまとはロングヘアーの黒髪を翻し席に戻る
「(心:永森やまと…か、これから楽しくなりそうだ)」
そして娑沱の学園都市での生活はこうして幕が上がった。
1話終
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